時宗無量光寺の鎌倉トランス踊り念仏と宮ヶ瀬ダムサイクリング
座間市に引っ越してきたときからずっと行きたかった、相模川沿いにある時宗無量光寺の開山忌法要で踊り念仏をみてきた. ついでに、そこから10キロちょっと先にある宮ヶ瀬ダムもサイクリングしてきた.
鎌倉トランス踊り念仏パーティー
http://www.muryoukouji.or.jp/odori-nenbutsu.html
HPをみると朝からとなっていたが何時からはじまるのかわからなかったので、とりあえず9時過ぎにお寺に到着. ただ、法要は11:00からだった. 1時間半くらいやることもないので外で坐禅してた.
3日前に黄檗宗のお寺で知った、「唯心浄土 己身弥陀」のことを考えていた.1 わたしは坐禅しかしてないので浄土信仰はあまり詳しくないのだが、そもそも両立するのか?禅と念仏は同じところをめざすのか?それとも違うのか?知識が乏しい.
11時からイベントが始まった. まずは、双盤講(双盤念仏)という、鐘と太鼓の合奏. そして「南無阿弥陀仏、へい」のような掛け声が入る. 狭いお寺のなかで鐘がドカチャカ響くので、けっこう音圧がある. そしてリズムを刻むので、これによって踊り念仏の前のトランス状態へと導かれていく.
そのあと、踊り念仏のスタート. 待ってました!平均年齢70歳くらいの熟女ダンサーたちの大騒ぎ. Youtubeで公開されている動画と同じなのだが、最前列でみたので迫力ある. ただ、これは盆踊りみたいだ. いやそもそも盆踊りの由来が踊り念仏か. 厳かな盆踊り.
しかし、中田敦彦さんもYoutubeでいっていたが2、当時の踊り念仏はもっと激しかったのではないか?執拗にリフレインする南無阿弥陀仏の声でトランス状態になる. 今回は、双盤講のリズムはまるでテクノのようだった. これで恍惚となったらそのまま踊りだしたくなるのは体感した.
集団トランス状態によって、ここではないどこかへイっちゃうのか?それとも今ここに浄土がお迎えにクるのか?個人的にはこればエクスタシー型のトランスだと思う、つまり逝っちゃう志向性. イクとクルは自分の中では重要な論点なのだが、そのどちらも初期仏教では妄想でもある.
宮ヶ瀬ダムではじめての山岳ステージサイクリング達成
踊り念仏のあとは昼から宮ヶ瀬ダムへサイクリング. ずっと行ってみたいと思っていたので、近くまできたついでに足を伸ばす. だいたい無量光寺からだと10kmちょっと、自宅からだと20kmちょっとだ.
あまり下調べをせずにきたが、大自然でビックリした. 自転車にもっと空気を入れて油をさしてくればよかったと後悔するレベル. 初心者がちょろっと足を伸ばすようなところではなかった. サイクリングよりも、バイクの人が多いことに驚いた. サイクリストは少なかった.
とりあえず、湖を一周した. はじめての本格的な山岳ステージのロードバイクによるサイクリングだ. 坂が急過ぎてスピードがしばしば出すぎてしまい、怖かった. しかも、すごい坂がいくつもある. ビックリした.
最後は、おぎのパンであげパンを3つ食いまくったあと自宅へ帰宅. 往復で2時間、湖を回って1時間ちょっとなので、半日でサイクリングでも気軽にこれそうではあった. しかし、けっこう疲れた、50km以上走ったので.
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