亀の湯改め、座間しずの湯が近所に爆誕したので突撃してみた!@小田急相模原

うちの近所には徒歩数分のところにかつて亀の湯というすごい銭湯があり、わたしは毎週通っていたが、数ヶ月前に閉店してしまった. しかし、2025年2月24日にしずの湯として復活した. さっそく行ってきた感想をかく.
座間の井戸水から汲み上げた丸い肌あたりは健在だ!
わたしはサウナーのようにいろんなサウナを比べているわけではないのだが、それでも亀の湯の水風呂はすごいと密かに思っていた.
とくに水風呂の肌にあたる丸さの感覚が違う. たとえば、毎週現在通っているざま温泉湯快爽快や町田大蔵湯を批判するのも申し訳ないが、ざま温泉と亀の湯の水風呂では、水の質の格が違う. その秘密は地下からの井戸水を汲み上げているから.
その感動の記憶を元に、しずの湯の水風呂に入ってみたら、あのかつての肌感覚が再現されていた!これはとても嬉しかった. 亀の湯あらため、しずの湯だ!と思った.
ただ微妙に違う感覚が残った. それは銭湯からの帰宅に特に感じた. かつての亀の湯は薪を燃やしてお風呂の水を炊いていた. すると不思議なことに、銭湯から出ても身体がポカポカしていた. しかし昨日の2月末の寒い夜道ではその感覚がなかった. これはかつての亀の湯とは違う.
これはしかたがないことだろう. 記憶では、亀の湯の閉店のちょっと前に、薪の調達ができずに数週間銭湯が閉鎖されていたこともあった. 手間ひまかかってのあのお湯なので、それを完全再現を求めることは酷だ、井戸水からの水風呂だけ復活しただけでも嬉しい、と思った.
客層が近所のおっちゃんではなく本格サウナを求めるサウナーばかりだった
オープンして間もなかったので、今後はどうなるかわからない. 初来店のときはとてもうるさかった. 数人でいってみようということで来ている人がおおいため、感想を言い合うのはいいのだが、音が反響する、これが露天風呂ならそこまで響かないのかもしれない. そこまで大きな声での会話ではないんだけど、響く. サウナ室はテレビは設置してないことは嬉しいが、サウナ室の外の会話がきこえてくる. 聴覚過敏にはつらい.
ただ、そうはいっても、こんなにガヤガヤとうるさいのはオープンしてはじめての週だからかもしれない. 思い起こせば、亀の湯だって閉店がきまったら途端に混雑した. それまでは閑散としていた、とくにわたしが通っていたのは22時くらいの人がいない時間帯を狙って行ったので. この時間だと、よくわたし以外全員タトゥーみたいなヒヤヒヤ感もあった. またはいかにも近所のおっちゃんみたいな人、わたしも近所のおっちゃんのひとり.
いや違うな、混雑すること自体は、繁盛することであり、それは歓迎することだ. 繁盛すれはするほどによりよい施設になるはず. 音が反響しすぎるのでちょっとの会話でもそこそこ響く. たくさんのひとで賑わうこと自体はよいこと. しかし賑わえばそれだけ騒がしくもなる. 難しいな..
これば今後どうなるのかはわからないし、1回しか通っていないとなんともいえない.
値段が高いと近所の気軽な銭湯通いができない
価格設定が近隣の施設に比べて高い. わたしが悲しいのは、徒歩数分のところに素晴らしい銭湯があるのに、そこに毎週通うにはちょっと高いと思うことだ. 毎月は通えるかな.
どうしても半額の湯快爽快のほうが定期的に通うには価格がやさしい. もっといえば、わたしは町田大蔵湯にも自転車で出かけてよく利用するが、価格は550円の組合料金. しかし今の価格だと週2で通える気軽な近所の銭湯ではない.
いや視点をかえて、そもそも近所の気軽に通える銭湯というコンセプトではなく、サウナが好きなサウナーのための理想郷を作ったのだから、サウナへの投資を惜しまない人たちが主要顧客なのかもしれない.
価格設定はどういう意図なのかは利用者からはわからないが、わたしが気になるのは閉店最後の週に番頭台のおばさんがいっていたことは、もう既存の施設は古すぎて全部新しくするには相当な投資をしないと復活は難しいかもといっていたこと. その相当な投資を覚悟して銭湯を復活させた勇敢な決断は感謝だ.
適正価格は経営的なまたマーケティング的な事情があるのでユーザとしてはなんともいえない. 投資額を回収できなくて運営不可能となってもしかたがない. やはり長く続いて欲しいので、持続可能であればいい.
近所にサウナ施設ができたことはやっぱり嬉しい
しかし、そうはいってもそもそも毎週通うことを目的にせずに月1でも通えることは素晴らしいことだ. もっといえば、しずの湯が復活しなければ、そもそも亀の湯がなくなって終わりであり、気軽な銭湯ではなくても、日常のちょっとした贅沢と考えれば、それは素晴らしいことだ. あらためて、しずの湯ができたことは嬉しく、また感謝の念が強い. そしてわたしはちょいちょい通うと思うので、その感謝の心はちゃんと運営に直接口頭で毎回伝えたい. いいお風呂をありがとう.
参考
- しずの湯: https://x.com/shizu_zama
- ざま湯快爽快: https://www.yukaisoukai.com/zam/
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