Dandieat Manifest

ダンディート美食批評宣言

わたしは、味わいの実践、あるいは批評活動を通じて、

よりよく生きるための人生の価値観をみつけだそうとしている。

この活動を通して、わたしは以下の価値に至った。

すなわち、左記のことがらに価値があることを認めながらも、わたしは右記のことがらにより価値をおく。

一般的な知識よりもわたしの感性を

2023年に登場したGPT4によってAIが人間の能力を超えたことに衝撃を受けている. もう検索してひっかかるような, Wikipediaに載っているような知識は, そもそもブログ記事として記述する価値もないのかもしれない.

そんなAI革命によって世間が変わろうとする今だからこそ, AIでは真似することができないことをする. すなわち, わたしの感じた感性をわたしの言葉で記述したい.

世間の幸せよりもわたしの幸せを

毎日, どう生きるのがわたしにとって幸せなんだろうと考えている. お金、モノ、地位、社会的評価… たしかにそれは幸せかもしれないが, それよりもわたしにとっての幸せとはなにかについて考えたい.

それは小さな幸せで, 他人は幸せとは思わないようなことでも, わたしにとってはとても価値あることだ.

他人のためよりもわたしの思い出を

過去にいろんな日記やブログ記事をネットに投稿してきたかもしれない. でも, 結局のところ, それらの個人的な日記や思い出は, 1年もたたないうちに, 誰も読むことはなくなる.

しかし, そんな文章は, わたしが読むことによって, 過去と現在がつながることにより, よりおおくの幸せをわたしにもたらす. わたしは, 未来の自分に対して文章を残したい.

追求テーマ

ダンディズム

ダンディズムは男性のおしゃれ精神, だて気質だが, ここではその意味を少し拡張している. こだわり、わたしらしさ、価値観というニュアンスをもたせている. 所有とは価値の表明.

他人にとって価値がないことは私にとって価値がある. それはわたしの経験に基づくからである. そのようなわたしの価値とはなにかを追求したい.

セイバリング

セイバリングとは心理学用語で味わうこと. VIA強みテストという自分の強みの心理テストを半年前に受けた. わたしの最も上位に来た能力, それは審美眼, 言い換えれば感受性.

そう, 味わう能力というのはわたしの強みだった. そのせいで, どちらかというとネガティブなものにばかり反応して不幸な人生になっている気がする. しかたがない, これは強みであり, 高性能扁桃体センサーがあるのだ. わたしはうつを否定しないし, リアプレイザルによって力に変えたい.

フリソン

フリソン, 言い換えれば感動の価値の追求. フリソンとは, 音楽や映画などの芸術的な体験によって引き起こされる, 心地よい感情的な興奮. 脳のゾクゾク, ゾワゾワ感.

もともとはクラシック音楽の感動だけのものだったが, だんだん知識を勉強することや美味しいものを味わうことなど, 音楽以外でも感動的なあらゆるものに対する共通の感覚なことに気付いた. 最近の神経科学では, これはドーパミンが関係しているらしい.

高校生のころからずっと不思議に思っている感覚だ. これをライフワークのように追求している. これはいったいなんなんだ?どうすればより鍛えることができるのか?

心の平穏

幸せとはなにか? 一般的には快楽. 獲得や喜びのような刹那的な心理的興奮, またはリラックスや心地よさのような持続的な心理的快. しかし瞑想を学んでいると, そのような興奮もリラックスも超えた, 第三の幸せの境地が存在することを知った. これは仏教だとジャーナとか, ヨーガではサマーディとかよばれるものだ.

これは自明なことなのか?わたしは知らなかった. この第三の幸せである心の平穏を追求したい.

参考

ref. アジャイルソフトウェア開発宣言のパロディ. 2024/03/23.